呼吸器・感染症の疾患
インフルエンザ
インフルエンザとは
インフルエンザ(Influenza)は、インフルエンザウイルスによって引き起こされる急性の呼吸器感染症です。毎年冬に流行し、強い全身症状が出るのが特徴です。
インフルエンザの症状
- 38℃以上の高熱
- 頭痛・関節痛・筋肉痛
- 強い倦怠感(だるさ)
- のどの痛み・咳・鼻水
インフルエンザの原因
インフルエンザの原因は、インフルエンザウイルス(Influenza virus)への感染です。
COVID-19
COVID-19とは
COVID-19は、SARS-CoV-2(新型コロナウイルス)というウイルスへの感染によって起こる感染症です。
2019年に確認され、世界的な流行(パンデミック)を引き起こしました。
COVID-19の症状
- 発熱
- 咳
- のどの痛み
- 倦怠感(だるさ)
- 味覚・嗅覚障害
- 息苦しさ(重症の場合)
※無症状の人もいます。
COVID-19の原因
SARS-CoV-2(Severe Acute Respiratory Syndrome Coronavirus 2)というコロナウイルスの一種です。
ウイルスの表面には「スパイクたんぱく質」があり、これが人の細胞にくっついて感染します。
気管支炎・肺炎
気管支炎・肺炎とは
気管支炎は、気管支(空気の通り道)に炎症が起こる病気です。
肺炎は、肺の奥にある肺胞(ガス交換をする部分)に炎症が起こる病気です。
気管支炎・肺炎の症状
- 咳(せき)
- たん
- 軽い発熱
- のどの違和感
- 高熱
- 強い咳・たん
- 息切れ・呼吸困難
- 胸の痛み
多くはウイルス性で、数日~2週間ほどで改善します。
肺胞に水や膿がたまるため、酸素をうまく取り込めなくなります。
気管支炎・肺炎の原因
- ウイルス(かぜ・インフルエンザ・SARS-CoV-2 など)
- たばこや大気汚染
- 細菌(肺炎球菌など)
- 誤嚥(食べ物や唾液が気道に入る)
気管支喘息
気管支喘息とは
気管支喘息は、気道(空気の通り道)が慢性的に炎症を起こし、発作的に狭くなる病気です。
気管支喘息の症状
- ゼーゼー・ヒューヒューする音(喘鳴)
- 息苦しさ
- 長引く咳(特に夜間・早朝)
- 胸のしめつけ感
- 呼吸がしづらい感じ
気管支喘息の症状
- 会話が困難
- 横になれないほどの息苦しさ
- 唇や顔色が紫っぽくなる
気管支喘息の原因
気道が
- 炎症で腫れる
- 筋肉がぎゅっと縮む
- たんが増える
この3つで空気の通り道が狭くなるためです。
肺気腫(COPD)
肺気腫(COPD)とは
肺気腫は、肺の中の肺胞(酸素を取り込む袋状の部分)が壊れてしまう病気です。
現在は、慢性的に呼吸がしづらくなる病気の総称である慢性閉塞性肺疾患(COPD)の一つとして分類されています。
COPD(Chronic Obstructive Pulmonary Disease)は肺気腫 慢性気管支炎を含む「空気の流れが慢性的に悪くなる病気」の総称です。
肺気腫(COPD)の症状
- 長引く咳
- たん
- 階段や坂道での息切れ
- 進行すると安静時でも息苦しい
※初期は「年のせい」と思われて気づきにくいことがあります。
肺気腫(COPD)の原因
- 長年の喫煙(最大の原因)
- 受動喫煙
- 大気汚染
- 粉じんの吸入
喫煙者の中高年に多くみられます。
